ちゅうしのたき
中止の滝
35mの断崖絶壁から落ちる豪快な滝
上野ダムからさらに奥に行くとある中止の滝。道路から約30分程度の軽登山で着きます。
高さ35mから落ちて来る様は圧巻で、神流川に流れ込む滝の中でも第一級の豪快さとなっています。
冬には氷結し、隠れた氷瀑としても人気ですが、近年は温暖化で氷結しにくくなっています。
変わった名前の由来
明治12年頃に行われた地勢調査の際、その当時の役人が村人の協力を得て浜平地区から調査を始め、この滝の存在を発見しました。まばゆい光を受けた滝の景観は荘厳そのもので、それに気圧(けお)された役人は「作業中止じゃ!」と言ってその場に立ち尽くし村人と共にその景色に感動した。という事から「中止の滝」と呼ぶようになったそうです。